国内ツアー初Vの今平周吾は“U-170”先輩プロ2人が目標

公開日: 更新日:

【関西オープン 最終日】

「今年は開幕から調子がいい。1勝といわず、何勝もできるように頑張りたい」と言ったのはツアー初優勝の今平周吾(24)だ。165センチ、60キロと小柄でも、ドライバーの飛距離は290ヤード以上。思い切りのいいゴルフで初日から首位を守り、通算9アンダーで2位に6打差をつけての圧勝だった。

 今平が初優勝に満足していないのは当然だ。公私にわたって世話になっている谷口徹(49)と藤田寛之(47)も、170センチに満たない身長でも、ツアーで19勝と18勝を挙げている。マスターズにも出場しており、国内ツアーを引っ張ってきた大ベテランだ。

 身長が低いことは、国内ツアーで勝てないことの言い訳にはならない。埼玉栄高1年で出場した08年の日本ジュニアでは1学年上の松山英樹を抑えて優勝。高校を中退して、錦織圭も在籍した米国のIMGアカデミーで2年間指導を受けた。夢は東京五輪の代表と米ツアー参戦という今平。確かにツアー1勝ぐらいで終わるわけにはいかない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー