47年ぶり12連敗の屈辱…燕投手コーチ「割り切っていく」

公開日: 更新日:

 47年ぶりの屈辱だ。

 ヤクルトは18日のDeNA戦で3安打の完封負け。これで引き分けを挟んで70年以来となる12連敗。同年の球団ワースト記録(16連敗)も見えてきた。

 今季9度目の零封負けを喫した真中監督は「序盤からチャンスがつくれなかった。ゼロですからね。勝ち目ないですよね」とため息をつくしかなかった。

 低迷の主因は多発する主力野手のケガだ。著しい打力の低下により、チーム打率(.230)、本塁打(47本)、得点(273)は、いずれもリーグワースト。杉村チーフ打撃コーチは「ここ2試合、点が取れなくてピッチャー陣に申し訳ない」と投手陣への謝罪を口にしたが、こんな貧打線では投手陣も苦しい投球を強いられる。1点も与えられないという重圧から厳しいコースを突く投球が増える。それがボールと判定され、カウントを悪くして崩れるケースが多々ある。

 ベンチは、貧打の打開策を模索する毎日だ。打順やスタメンは日替わり状態。練習の順番も決まらず、選手からは「自分がいつ打つのか、直前まで分からない」という愚痴も聞こえてくる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルトのドラフトは12球団ワースト…「余裕のなさ」ゆえに冒険せず、好素材を逃した気がする

  2. 2

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  3. 3

    ヤクルト青木“GM”が主導したバランスドラフトの成否…今後はチーム編成を完全掌握へ

  4. 4

    森下千里氏が「環境大臣政務官」に“スピード出世”! 今井絵理子氏、生稲晃子氏ら先輩タレント議員を脅かす議員内序列と評判

  5. 5

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  1. 6

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  2. 7

    高市首相が狙う悪夢の“強権官邸”復活…安倍時代の再来へ「経産-警察ライン」で恐怖政治

  3. 8

    最終盤の宮城県知事選は仰天の展開! 高市首相応援の現職vs昭恵さん&参政党支援の元自民議員でデッドヒート

  4. 9

    小川晶市長「ラブホ密会」の震源地…群馬・前橋市のナイトスポットで“まさかの声”続出

  5. 10

    タレント出身議員の“出世頭” 三原じゅん子氏の暴力団交遊疑惑と絶えない金銭トラブル