全英首位タイ発進 スピースは“2打目以降”で勝負が奏功

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 米ツアープロに詳しい佐藤信人プロがこう解説する。

「スピースは15年オフにスイング改造に着手。それまでフェースをシャットに上げて、フェースローテーションを使わないスイングでしたが、ドライバー飛距離アップを目指してフェースローテーションを使うようになりました。ただ、世界ランク上位選手はいずれもパワーでコースを攻めていきますが、唯一スピースはプレースタイルが違い、セカンド以降で勝負するタイプです」

 今季のドライバー飛距離ランクは98位だが、パーオン率5位と正確なショットが光っている。今大会初日もフェアウエーキープ率こそ36%だったが、パーオン率83%とリカバリーもうまい。

 スピースは2月のフェニックス・オープンで、五輪競泳23個の金メダルを獲得した“水の怪物”マイケル・フェルプスと偉大なチャンピオンになるためにはどうすればいいのか、じっくり話し合い、いまでもアドバイスを受けている。

 ケガのため長期ツアーを離脱して世界ランク1005位まで陥落したウッズに代わり、3つ目のメジャータイトルを手に米ツアーを代表する顔になる日も近い。

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