全英OP初出場 “科学者”B・デシャンボーがゴルフを変える

公開日: 更新日:

 20日開幕する今季メジャー3戦目の全英オープンでは、優勝候補に挙げられるJ・スピース、D・ジョンソン、松山英樹と同様に注目を集めるひとりのプロがいる。

 先週の米ツアー、ジョンディア・クラシックで初優勝を遂げて、初の全英キップを獲得したブライソン・デシャンボー(23)。天才、科学者、変人とも呼ばれる異色のプロゴルファーだ。

 出身の南メソジスト大学(テキサス州)では物理学を専攻し、「非常に複合的な変化のあるゴルフのすべてを理解しようとしている。それは難しいことだが、僕は体系的、科学的な方法による研究でそれを理解しようとしている」と、ツアーでは4番アイアンからウエッジまで全てのアイアンを7番(37・5インチ)の長さにそろえて自ら試合で「実験」している。ボール契約では自ら塩水検査を行い、真円のボールを製造しているブリヂストンと契約して話題にもなった。

 アマ時代はJ・ニクラス、P・ミケルソン、T・ウッズ、R・ムーアに続く史上5人目の全米アマと全米学生選手権を同一年に制し、昨年のマスターズ21位でローアマ獲得後にプロ転向と、輝かしい戦績を誇っていた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がもしFA3連敗ならクビが飛ぶのは誰? 赤っ恥かかされた山口オーナーと阿部監督の怒りの矛先

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 4

    大山悠輔に続き石川柊太にも逃げられ…巨人がFA市場で嫌われる「まさかの理由」をFA当事者が明かす

  5. 5

    織田裕二がフジテレビと決別の衝撃…「踊る大捜査線」続編に出演せず、柳葉敏郎が単独主演

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  3. 8

    どうなる?「トリガー条項」…ガソリン補助金で6兆円も投じながら5000億円の税収減に難色の意味不明

  4. 9

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  5. 10

    タイでマッサージ施術後の死亡者が相次ぐ…日本の整体やカイロプラクティック、リラクゼーションは大丈夫か?