10勝目でも崖っぷち マエケン「中継ぎ再降格」へ秒読み

公開日: 更新日:

 ドジャース前田健太(29)が1日(日本時間2日)のブレーブス戦に登板。7回を2安打、無失点、6三振、1四球で、2年連続の2ケタ勝利となる10勝目(4敗)をマークした。

 この日の前田は140キロ台後半の直球主体の投球でカウントを稼ぎ、序盤から危なげない投球を披露。四回まで無安打投球を続け、五回に5番フラワーズに初安打を許したものの、その後もつけ入る隙を与えない。球数が90球を超えても球威は落ちず、二塁を踏ませなかった。

 ダルの加入で尻に火が付いたような働きを見せたが、今後もローテーションに名を連ねるかは微妙な状況だ。

 今シーズンの前田は強力打線の援護を受けて勝ち星に恵まれているものの、42失点はチーム最多。カーショウ、マッカーシーと左右の両エースが故障で離脱したため、ローテーションの一角を任されているが、他の先発投手以上に安定感のある投球を続けない限り、中継ぎ再降格は時間の問題だ。

 現在、ドジャースのローテーションは前田の他、ウッド(12勝1敗)、ヒル(8勝4敗)、柳(3勝6敗)の左腕3人にルーキー右腕スチュワート(0勝0敗)の5人。ダルの加入でスチュワートが外れる他、右人さし指のまめで離脱している右腕マッカーシーの復帰後は、前田か故障がちの柳のどちらかがローテーションから外れるとみられる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    国分太一の不祥事からたった5日…TOKIOが電撃解散した「2つの理由」

  1. 6

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  2. 7

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  3. 8

    「ミタゾノ」松岡昌宏は旧ジャニタレたちの“鑑”? TOKIOで唯一オファーが絶えないワケ

  4. 9

    中居正広氏=フジ問題 トラブル後の『早いうちにふつうのやつね』メールの報道で事態さらに混迷

  5. 10

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償