西武菊池にまた不可解“反則投球” 曖昧判定に批判の声続々

公開日: 更新日:

 また、取られた。

 24日、西武菊池雄星(26)が2試合連続で2段モーションによる不正投球が宣告された。

 初回、ソフトバンクの先頭打者の川島への1球目で空振りを取ったが、これが2段モーションとされ、判定はボール。その後はセットポジションで投げたものの、動揺が収まらなかったのか、柳田の適時打、デスパイネの2ランで瞬く間に3点を失った。さらに二回も今宮の3ランなどで4失点と序盤で大炎上。3回7失点でKOされた。

 菊池は17日の楽天戦で、2段モーションを取られたばかり。この時は2イニング目に入って突然、指摘されるという不可解な判定だった。

 確かに菊池のワインドアップは2段モーションを取られてもおかしくない。右足が一瞬止まるようになったのは、今季5月あたりから。しかし、今月3日に国内の左腕最速158キロを計測した時も、同じモーションだった。それがこの終盤戦になって、これまでは一切おとがめなしだったフォームにいきなりダメ出しされたのでは現場は混乱。菊池が、「なぜ今なのか」と憤慨したのも無理はない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 2

    萩生田光一氏「石破おろし」がトーンダウン…自民裏金事件めぐり、特捜部が政策秘書を略式起訴へ

  3. 3

    参政党は言行一致の政党だった!「多夫多妻」の提唱通り、党内は不倫やら略奪婚が花盛り

  4. 4

    【夏の甲子園】初戦で「勝つ高校」「負ける高校」完全予想…今夏は好カード目白押しの大混戦

  5. 5

    早場米シーズン到来、例年にない高値…では今年のコメ相場はどうなる?

  1. 6

    落合博満さんと初キャンプでまさかの相部屋、すこぶる憂鬱だった1カ月間の一部始終

  2. 7

    打者にとって藤浪晋太郎ほど嫌な投手はいない。本人はもちろん、ベンチがそう割り切れるか

  3. 8

    伊東市長「続投表明」で大炎上!そして学歴詐称疑惑は「カイロ大卒」の小池都知事にも“飛び火”

  4. 9

    “芸能界のドン”逝去で変わりゆく業界勢力図…取り巻きや御用マスコミが消えた後に現れるモノ

  5. 10

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も