西武12連勝の主役 菊池雄星はメジャー“第1条件”もクリア

公開日: 更新日:

 3日、楽天戦に先発した西武菊池雄星(26)が、8回3安打1失点でリーグトップの11勝目。 26年ぶりとなるチーム12連勝の主役となった。お立ち台で「初回に3点を取ってもらって、のびのびと投げることができました」と話したエースは、勝ち星以外にも記録を塗り替えるオマケ付き。五回、先頭のウィーラーに投じた6球目が158キロを計測し、自身の持つ日本人左腕最速記録を1キロ更新した。

 昨年、入団7年目にして自身初の2ケタ勝利となる12勝(7敗)を挙げた菊池は、高校時代からメジャー志向。米スカウトもその動向を注視している。交流戦の最中には、ヤクルト戦のネット裏にドジャースをはじめ5球団のスカウトが集結していた。

 菊池が海外FA権を取得するのは順調にいっても20年オフ。あと2年半もあるが、菊池は昨年11月の契約交渉の場で改めてメジャー挑戦の意思を伝え、球団からはこんな提案があったという。

「『来季から2年連続2ケタ勝利すればポスティングを認める』という条件です。すでに球団とは話がついているらしく、菊池も『これで念願のメジャーに行ける』と気合が入っていたようです」(球団OB)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」