2度目登板は4失点KO…ハム大谷を見た米スカウトの本音

公開日: 更新日:

 しかし、いまだ右足首に不安を抱える大谷はそもそも調整不足。この日が2度目の登板だったうえ、右足首の影響で投手に必要な下半身の鍛錬は十分にできていない。栗山監督は登板前に「完璧な投球はできない」と話していたし、さる日本ハムОBもこう言った。

「今回の登板はメジャーサイドに、とりあえず投げられることを証明するのが目的だったと聞いています。このまま投げずにシーズン終了なら、投手は厳しいと判断する球団も出てくる。メジャーの評価はかなり下がるそうですから。今後、ローテに入れるかどうかも含めた投手としてのスケジュールにしても、登板後の状態をチェックしてから決める方針らしい」

 要するに、この日は投手として投げる姿も見たいというメジャーのリクエストに応えた顔見せ登板なのだ。

 ナ・リーグの別のスカウトは、「これだけ大勢の同僚が見ている中、4点取られたのはむしろ良かった。今回の投球で大谷に対する評価を落とす球団がひとつでも出てくるようなら、それこそ儲けものだからね」とほくそ笑んだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁の「清純派枠」を狙うのは"二股不倫報道”の田中圭と同じ事務所の有望株という皮肉

  2. 2

    気持ち悪ッ!大阪・関西万博の大屋根リングに虫が大量発生…日刊ゲンダイカメラマンも「肌にまとわりつく」と目撃証言

  3. 3

    橋本環奈『天久鷹央の推理カルテ』コア視聴率も低迷…パワハラ報道前からあった"上げ底人気"疑惑

  4. 4

    趣里と三山凌輝に結婚報道…“希代のワル”羽賀研二を彷彿とさせる男の登場に水谷豊どうする?

  5. 5

    慶応幼稚舎の願書備考欄に「親族が出身者」と書くメリットは? 縁故入学が横行していた過去の例

  1. 6

    ベッキー不倫騒動が教訓 LINEはこうして筒抜けになる

  2. 7

    自民“裏金議員”西田昌司氏が沖縄戦に許しがたいイチャモン…次期参院選に推薦した公明は真っ青

  3. 8

    上智大は合格者の最大40%も…2021年から急増した「補欠合格」の現状

  4. 9

    人間の脳内のマイクロプラスチック量は「使い捨てスプーン」サイズ…8年前より1.5倍に増えていた

  5. 10

    嵐「解散ビジネス」で荒稼ぎの皮算用…総売り上げは500億に? 2026年5月に活動終了