2度目登板は4失点KO…ハム大谷を見た米スカウトの本音

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「全然、良くなかったです。最後(福田に浴びた3ラン)も、真ん中でしたし。まだまだですけれど、ただ(前回登板より)進歩はしていると思います」

 大谷翔平(23=日本ハム)は自身の登板をこう振り返った。

 31日、今季2度目の登板となったソフトバンク戦(札幌ドーム)には、ヤンキースのキャッシュマンGMをはじめメジャー14球団、計22人のスカウトや編成担当者たちが訪れた。

 彼らを前に3回と3分の1を投げて3安打3四球、4失点。速球は何度も160キロをマークし、三回までに許した走者は四球の2人だけだったものの、四回に突如として崩れた。連打を浴び、福田に3ランを打たれて64球で降板した。

 この日の大谷の投球を見たナ・リーグのあるスカウトは、こう言ってクビをひねった。

「ビデオでチェックした前回登板(7月12日のオリックス戦は1回3分の1を2安打3四球、4失点)に比べれば体全体を使って投げているように見えたけど、スタミナ不足は明らかだ。(連打を浴びた)四回はバテバテで制球が甘く、球のキレもなかったからね」

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