地区Sは強打者ズラリ 本拠初勝利のダルに“一発病”不安

公開日: 更新日:

 ドジャースダルビッシュ有(31)が25日(日本時間26日)のパドレス戦に登板。本拠地最終カードで7回2安打1失点の好投、移籍後初のドジャースタジアム勝利を挙げた。これで通算成績は10勝12敗となった。

 ダルは29年ぶりの世界一請負人として招かれながら、地元ファンの期待を裏切ってきた。ドジャースタジアムではここまで3戦(計15回3分の1)に登板して0勝2敗、防御率6・46。被本塁打5、被打率3割1分1厘と結果を残せていなかった。

 ドジャースタジアムは両翼101メートルの左右対称で、中堅は120メートルと広い上に風の影響もあり、投手有利の球場だ。特に8、9月は空気が滞留して打球は飛びにくくなるといわれる。

 ダルが今年7月まで所属したレンジャーズの本拠地「グローブライフ・パーク」は空気が乾燥して本塁打が出やすい。13年に26本塁打を許すなど、テキサスの気候にも苦しんできた。移籍後は投手天国とされる新天地の環境もあり、甘いコースに入ってもスタンドまで運ばれないとタカをくくっていたのかどうか。ドジャースタジアムでの登板に限ったことではないが、空振りを狙った高めのつり球、追い込んでからの甘い変化球を狙い打たれるケースが少なくない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層

  3. 3

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 4

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    陰謀論もここまで? 美智子上皇后様をめぐりXで怪しい主張相次ぐ

  2. 7

    白木彩奈は“あの頃のガッキー”にも通じる輝きを放つ

  3. 8

    渋野日向子の今季米ツアー獲得賞金「約6933万円」の衝撃…23試合でトップ10入りたった1回

  4. 9

    12.2保険証全面切り替えで「いったん10割負担」が激増! 血税溶かすマイナトラブル“無間地獄”の愚

  5. 10

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?