アン・シネはクラブ超過で棄権 女子プロのキャディー依存

公開日: 更新日:

【NOBUTAGROUPマスターズGCレディース】

 いったい女子プロはどうなっているのか。

 初日は葭葉ルミ(24)がクラブ超過で4罰打を科せられたが、この日は蛭田みな美(20)がスタート時間に遅刻して2罰打を受けると、アン・シネ(26)はスタート前、初日に15本のクラブをバッグに入れてプレーしていたことに気がつき申告。6オーバーの97位が、クラブ超過やスコア誤記によるペナルティーの計8罰打で14オーバーに訂正され、最下位に転落。体調不良で2日目の棄権を申し出た。どうせ予選通過は無理だし、プレーする気が失せたのだろう。

「今週はキャディーが代わった。今までのキャディーなら必要なクラブは管理していたけど、念入りにチェックしていなかった。今まで全部任せっきりになっていた」とアンは反省の弁を述べた。

 本紙は前日(21日付)、「最近の女子プロはキャディーに頼りすぎ。クラブに関してもスタート前に自分で本数をチェックしないから、超過という単純なミスをする。昨今の女子プロは確かに美人やかわいい子が多くて人気があり、試合数も増えて大金も稼げる。でも、プロ意識やプライドは昔のプロの方がはるかに高かった」と報じたばかりだ。重罰をくらったアンは、女子プロの実態を証明した格好になった。

 肝心のゴルフはお世辞にも「一流」とは言えない韓国の女子プロ。「セクシークイーン」なんて呼ばれ、ルックスばかりが話題になっている彼女らしい珍事件だった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」