育成できぬ阪神 金本監督の清宮外しは両者にとって大正解

公開日: 更新日:

 さらに、このOBは続ける。

「でも、そんな中途半端な育て方では清宮のためにもチームのためにもよくない。ヤクルトの山田は4年、DeNAの筒香だって開花まで5年も要した。清宮だって1年目は二軍で300打席以上立たせ、結果が出ればシーズン終盤に一軍で使ってみるとか。いずれにしても、まずは二軍でプロのスピードや変化球に慣れさせるべきです。指導者の問題も含め、そのような育成ができない阪神に行かず清宮は正解だが、育てられない阪神にしても助っ人を取る方がチームにとってプラス。両者にとって良かったのではないか」

 清宮は、育成に関して球界で一、二を争う日本ハムが当たりクジを引いてくれて感謝するべきだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「NHKの顔」だった元アナ川端義明さんは退職後、いくつもの不幸を乗り越えていた

  2. 2

    永野芽郁の「文春」不倫報道に噛みついたGACKTさんは、週刊誌の何たるかがわかっていない

  3. 3

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  4. 4

    元NHK岩田明子は何をやってもウケない…コメントは緩く、ギャグはスベる、クイズは誤答

  5. 5

    ウクライナ出身力士 安青錦がすべてを語った…単身来日して3年、新入幕で敢闘賞

  1. 6

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  2. 7

    奥さんが決断してくれた…元大関の小錦八十吉さん腎臓移植を振り返る

  3. 8

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  4. 9

    のんを襲った"後輩女優の二股不倫報道"の悲劇…カルピスCMめぐる永野芽郁との因縁

  5. 10

    Mrs.GREEN APPLEとディズニーのコラボに両ファン懸念…売れすぎた国民的バンドゆえの"食傷感"