WS第3戦登板 ダルを待ち受ける敵地ヒューストン上空の風

公開日: 更新日:

 得意だったはずのドーム球場で苦戦するかもしれない。

 ドジャースダルビッシュ有(31)が27日(日本時間28日)、敵地ヒューストンでのワールドシリーズ第3戦に登板する。

 ダルはレンジャーズ時代、アストロズの本拠地ミニッツメイド・パークで計6試合に登板し、4勝1敗、防御率2・16。13年には完全試合まであと1人に迫る快投を披露するなど、敵地との相性は抜群だ。ダルを第3戦で起用することにロバーツ監督は「ポストシーズンでの流れ(ローテーション)を変えたくなかった」と話したが、ヒューストンでの好結果も重視したのだろう。

 過去の登板で結果を残しているとはいえ、今回も同様にうまくいくとは限らない。ミニッツメイド・パークは屋根が開閉式のドーム球場。30度を超える夏場を中心に屋根が閉じられるケースが多く、ダルが過去に登板した6試合は、いずれも閉まった中でのマウンドだった。

 しかし、ヒューストンの10月の平均気温は21度と選手にも観客にも快適。雨が降らなければ、第3戦以降は屋根を開けた状態で行う可能性もある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  2. 2

    ソフトB近藤健介の原動力は「打倒 新庄日本ハム」…憂き目にあった2022年の“恩返し”に燃える

  3. 3

    ドジャースが欲しがる投手・大谷翔平の「ケツ拭き要員」…リリーフ陣の負担量はメジャー最悪

  4. 4

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  5. 5

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省に一喝された過去

  1. 6

    遠野なぎこさんを追い詰めたSNSと芸能界、そして社会の冷酷無比な仕打ち…悲惨な“窮状証言”が続々

  2. 7

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  3. 8

    藤浪晋太郎に日本復帰報道も、古巣阪神出戻りは「望み薄」…そして急浮上する“まさか”の球団

  4. 9

    巨人・田中将大を復活させる「使い方」…先発ローテの6番目、若手と併用なんてもってのほか

  5. 10

    自民・鶴保失言「運のいいことに地震」で苦戦の二階ジュニアに赤信号…参院選“仁義なき紀州戦争”決着か