地区Sは先発3番手に ダルの課題は飛ぶボールと敵地球場
ドジャース・ダルビッシュ有(31)はポストシーズンに3番手として投げることになった。
ロバーツ監督はワイルドカードゲーム(WCG)の勝者と対戦する地区シリーズ初戦(日本時間7日)に今季の最多勝(18勝)左腕カーショウの起用を発表。2戦目以降に左腕ヒル(今季12勝8敗)、9日に敵地で行われる第3戦にはダルが登板する見込み。指揮官はヒルの敵地での相性の悪さを考慮して、ダルの第3戦での起用を決めたという。
ナのWCGでダイヤモンドバックス、ロッキーズのどちらが勝ち上がってもダルにとってはシビアな環境になる。標高1600メートルの高地で打球が飛ぶことで知られるロッキーズのクアーズフィールドはもちろん、ダイヤモンドバックスのチェースフィールドも砂漠地帯にあって空気が乾燥しているため、本塁打が出やすいからだ。