1月から清宮も入所 プロ野球合宿所に「時代錯誤」の声

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 大きな見出しを見て、本人はどう思っただろうか。

 6日付の日刊スポーツは1面でデカデカと「清宮 恋愛禁止」と報じた。何事かと思ったら、日本ハムの栗山監督が、20歳まで恋愛や娯楽はひとまず置いて、野球に集中して欲しいと期待したという内容だった。

 その栗山監督は規律正しい合宿所生活こそが「野球に集中」できるベースになると思っているに違いないが、昭和の頃に比べると大きく様変わりしたプロ野球界にあって、50年前と変わらないのがこの合宿所生活だ。新人は既婚者以外、年明け早々に大きな荷物を持って合宿所に入り、同僚や先輩たちと同じ釜の飯を食うことになる。

 例えば、清宮が入る日本ハムの勇翔寮は千葉県鎌ケ谷市のファイターズタウンの敷地内にある。かつてはダルビッシュや中田翔もここで寝泊まりし、今オフメジャー移籍が濃厚な大谷の生活拠点でもあった。

 大谷は栗山監督の方針で外出は許可制になっていたが、清宮にも「当然も当然!」とこれを適用すると明言している。


 だが、プロ野球ファンの菅野宏三氏(ビジネス評論家)は、「合宿所で共同生活させて管理するのは時代錯誤」と言って、こう語る。

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