加害者意識なき日馬富士 それでも持ち上げるメディアの愚

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 いやはや、反省どころか、今でも何が悪かったのか理解していないのだろう。29日、福岡・太宰府市で開かれた横綱日馬富士の引退会見。日馬富士は「貴ノ岩関にけがを負わせたことに対し、お詫びをさせていただきます」と頭を下げたが、ブン殴った理由について「弟弟子が礼儀と礼節がなっていないということに、それをただし、直し、教えてあげるのが先輩としての義務だと思っている」などと、居直りとも受け取れる発言をしたから驚いた。

 それにしても酷い会見だった。師匠の伊勢ケ浜親方は冒頭、「私は日馬富士を16歳という少年のころから見てきていますが、稽古、稽古で精進したのみならず、いろんな勉強もし、難病救済など社会貢献も行う珍しいタイプのお相撲さんだと思っていました」などと涙ながらに語ったが、その後は終始、隣の席で仏頂面。記者の質問に対し「おい、あんなの答えなくていいぞ。ほっとけ」と日馬富士に耳打ちするなど逆ギレする始末だった。

 伊勢ケ浜も日馬富士もそろって何か勘違いしていたようだが、日馬富士は紛れもなく傷害事件の被疑者だ。普通であれば引退会見どころじゃない。いわんや居直り、逆ギレなど言語道断だろう。

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