ハリルは意気軒昂も 東アジアE-1選手権“浦和抜き”の裏側

公開日: 更新日:

 12月9日に開幕するEAFF(東アジア連盟)E―1サッカー選手権の代表23選手が29日に発表された。参加国の中国韓国、北朝鮮はいずれもベストメンバーだが、日本代表は「国内組」で構成され、しかも浦和勢がひとりもいない。

 浦和はアジアチャンピオンズリーグ(ACL)を制覇し、UAEで12月6~16日に行われるクラブW杯に参加するため「東アジア選手権のメンバーには選ばない」が既定路線。先の欧州遠征に選ばれたGK西川、DF槙野、MF遠藤、長沢、FW興梠抜きとあって戦力ダウンは明らかだが、指揮官のハリルホジッチは会見で「優勝を目指す」といつも通りに意気軒高だった。

「ハリルは、優勝を逃したときに『浦和勢がいなかったから』と言い訳に出来るので内心はホッとしている」(マスコミ関係者)

 代表主軸のC大阪MF山口が24日の練習中に右足を痛めて「全治3週間」。東アジア選手権メンバーには招集されなかったのも、「ハリルホジッチ監督の敗戦のエクスキューズに使える」ともっぱらだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動