専門家解説 箱根で駒大選手を襲った「ぬけぬけ病」の恐怖

公開日: 更新日:

 西山氏の元には4年ほど前からこの症状を抱えた長距離選手が来院するようになったという。

「メディカルトリート代々木治療室」院長の若月順氏は「酸欠状態」が原因ではないかとみる。

「極度の緊張状態で走ると息が『速く浅い』状態に陥って呼吸のリズムが乱れ、体内に余計な二酸化炭素が蓄積されることがあります。一種の酸欠状態で、アシドーシス状態といいます。筋肉が細かく痙攣することが多く、工藤選手が太ももを叩いたのはそのせいでしょう。酸欠だから頭がボーッとすることも。精神的プレッシャーと疲労、それに冬の寒さの3要素が重なって症状が起きたと考えられます」

 つまり、暖かい時季に走れば、“ぬけぬけ病”の心配が軽減されるということだ。正月の恒例行事として定着している箱根駅伝だが、選手の健康のために開催時期を変更したほうがいいのではないか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ