歓迎式典にファン2800人 清宮人気は「大谷以上斎藤未満」

公開日: 更新日:

「斎藤のときの新入団歓迎式典は異例ずくめだった。当時はグラウンドを開放して行われていたものの、前年の20倍となる1万1000人ものファンが詰めかけ、球団は50人の警備員を配置。上空には報道のヘリコプターが8機も飛んだ。入団記念グッズのタオル、Tシャツ計400枚が1時間で完売。買いそびれた主婦が泣き崩れていました」(テレビ関係者)

■ハンカチ王子の7、8割

 斎藤の入団前から二軍施設の職員を務めるチケット担当の野田孝由氏はこう言う。

「現時点での二軍のシーズンシートの売れ行きやファンの方の数などトータルで見て、斎藤選手を100とすると清宮選手は70~80くらいとみています。斎藤選手はアイドル的な感じで普段はあまり野球に関心のない女性ファンもたくさんいた。大谷選手は今でこそスーパースターですが、入団当初は売り上げなどで目立った動きはあまりなく、年を追うごとに人気に火がついた。清宮選手には野球を知っているファンが多いと映っていて、斎藤選手と大谷選手の中間にいる印象です」


 現時点での人気は斎藤の後塵を拝している清宮だが、大谷が二刀流で着々と力をつけて注目を集めていったように、公式戦が始まれば実力で評価される。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋