日ハム斎藤佑にズバリ聞いた 清宮への助言と8年目の覚悟

公開日: 更新日:

 ――一軍キャンプでは清宮とどう接するつもりですか?

野球についてはやりたいようにやればいいと思いますけど、一軍帯同のルーキーは清宮ひとり。心細い部分はあると思う。もちろん自分のことにも必死にならないといけないんですけど、選手というより高校の一先輩として、できるところは手助けしたい。キャンプ中に一緒に食事? (栗山)監督がOKというなら誘うかもしれません」

■「僕自身は死に物狂いで結果を」

 ――清宮とは、大卒と高卒、投手と野手で状況は違うが、改めて新人年を振り返ると?

「成績(6勝6敗、防御率2.69)としては、今思えば十分すぎる成績だったと思います。ただ、当時は(周囲から)常に見られているという状況で、期待も感じていました。自分自身、いいところを見せようという気持ちもゼロではなかった。もっと勝たなきゃいけない、もっと上を目指してレベルアップしなきゃいけないと思いすぎてしまった。それで無理をして(プロ2年目の)右肩のケガにもつながってしまった部分はあるかもしれません。新人年はダル(ダルビッシュ有)さんがいたり、プロの世界は人それぞれ自分のスタイルがあって活躍をしている。(他の投手と)比較をされる中でも自分を見失わず、必要以上に焦らなくてもよかったのかなと思います」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」