キャッチボール再開の清宮 指故障をケガの功名にできるか

公開日: 更新日:

「やっぱり楽しいです」

 22日、右手親指のケガでリハビリ中の日本ハム清宮幸太郎(18=早実)がキャッチボールを再開。20メートルほどの距離だったが、「指は全然大丈夫。痛みはない。いつでも投げられていた。大事を取っていただけ」と明るい表情で問題ナシを強調、一軍キャンプ参加についても影響を否定した。

 栗山監督によれば、18日のダンベルトレーニング中に手と手をぶつけたという。26日に再検査を行うまで、打撃練習など指に負担がかかる練習を一部制限する方向だったが、早くもキャッチボール解禁となった。

 清宮は一軍キャンプに帯同することもあり、他の新人よりも調整ペースは速かった。レベルの高い一軍の練習についていくため、居残り練習で自らを追い込んでいた。トレーニングの強度を一段階上げようという矢先にアクシデントに見舞われ、大好きな打撃練習は召し上げられた。

■高校時代は左手親指骨折も本塁打

 本人は「不完全燃焼なところはありますが、仕方ない。もどかしさはこれから出てくると思うが、(早実時代の)テスト期間中と思えば」と話し、周囲はトレーナーらが状態をつぶさにチェックしている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因