不吉ジンクスの旗手を自ら ジャンプ葛西“五輪大役”の吉凶

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 スキー連盟関係者によれば、W杯などの国際大会で遠征した際には、どんなに調子が悪くても「表彰台を狙う」と常に高い目標を口にしている。これは最年長ということもあり、チームを盛り上げると同時に、自分自身にプレッシャーをかけるためだという。

 葛西は今大会、大役を務めて言い訳できない状況に自分を追い込み、集中力を高めて、本番で最高のパフォーマンスを発揮する狙いがあるとみられる。

 今月1日から行っていた4日間の札幌合宿では順調に仕上がったそうで「体重もベスト(58キロ)に近い。万全だと思う」と手応えを口にする葛西。今季のW杯は9戦して、表彰台はなし。1月13日オーストリア大会で、今季最高の5位に入ったが、これは得意のフライングヒル(非五輪種目)だ。本人の意気込みからはジンクスとは無縁のようだが、果たして。

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