清宮の出場機会にも影響 日ハム中田翔「右肩炎症」の波紋

公開日: 更新日:

「そうなると清宮にも影響が及ぶでしょう」と、さる日本ハムOBがこう言った。

「日本ハムは大谷翔平が抜けたことによる貧打を解消することが大きなテーマです。主砲である中田に頼らざるを得ない。ただ、中田の体への負担に配慮すれば、起用は一塁か指名打者に限定されてしまう。となると、清宮の出場機会に大きく影響する。首脳陣には一塁と外野とDHを、中田とまだ一軍に合流していない新外国人外野手のアルシア(26=ダイヤモンドバックス)と清宮の3人で回す構想がある。けれども、中田が一塁しか守れないとなると、清宮のポジションもおのずと制限されてしまう。守備に関してはイロハのイどころか、基本以前の段階だといいますからね。三塁や外野は難しいのではないか。アルシアがどの程度、打つのかにもよるが、一塁手としての出場機会は減る可能性が高い。打って打って打ちまくれば話は別でしょうが……」

 清宮はこの日も打撃練習を回避。他の選手がフリー打撃を行っている間、守備走塁の特訓を受けた。

 さらにランチを終えると、金子内野守備走塁コーチとともに、キャンプ初の特守を約1時間こなした。

 チームメートとともに基本をじっくり学んだ清宮は、「いつもだったら打撃をしている時間。打撃ができない分、こうして違う部分を伸ばすのも、いいことだと思う」と話した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

  2. 2
    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

  3. 3
    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

  4. 4
    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

  5. 5
    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

  1. 6
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7
    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

  3. 8
    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

  4. 9
    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

  5. 10
    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず

    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず