吉川尚が正二塁手へアピールも…G首脳陣が口を揃える課題

公開日: 更新日:

「いいところは『一瞬の速さ』。守備や走塁はもちろん、瞬発力というかバネというのか、打撃でもそういう速さがある」

 一方、課題は何か。川相二軍監督が続ける。

「持続、継続性ですね。きつい練習など気持ちが切れてしまって続かないことがある。活躍も継続してこそ。私が昨年注意したのは、『送球が緩い』ということ。ある程度は強弱があっていいけど、シートノックからフワーンと投げないでピュッと投げろと。それがスキになって相手に突かれるかもしれない。性格は環境が変わっても平気なタイプではなく、どちらかというと神経がこまやかな方。一軍の雰囲気に早く慣れて欲しいですね」

 一、二軍監督は、くしくも同じ「継続」をポイントに挙げた。「開幕二塁」は、活躍を「続けた」先にある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」