練習試合で6盗塁 ヤクルト掲げる「機動力改革」がついに

公開日: 更新日:

 15日、韓国ハンファと今キャンプ初の対外試合を行った。

 試合そのものは5―5と引き分けに終わったものの、目立ったのが野手陣の「足」だ。遊撃のポジションを狙う広岡が2盗塁、控え外野手の上田も3盗塁するなど、計6盗塁。他の選手も出塁時は大きくリードを取るなど、機動力を前面に押し出した。

「攻撃に関してはいいところがあった。機動力など、練習で意識していたことが出た。走塁を絡めて1点の積み重ねということは、宮本(ヘッドコーチ=写真右)とも話している」とは、試合後の小川監督(同左)だ。ヤクルトは昨季から首脳陣が一新。中でも走塁は課題のひとつであり、昨季まで広島の機動力部門を担っていた河田外野守備走塁コーチも、「先の塁を狙う姿を見せてほしい」と話している。

 もっとも、首脳陣交代による方針転換は若手、ベテラン、レギュラー、控えに関係なく、選手全員に浸透してこそ。改革はまだ始まったばかりだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束