恩師や指揮官も期待 松坂大輔に“4・4巨人戦デビュー”案

公開日: 更新日:

 大きな歓声と拍手に迎えられた。

 中日松坂大輔(37)が昨4日の楽天戦でオープン戦初登板初先発。昨季はシーズン中にも閑古鳥が鳴いた本拠地ナゴヤドームに3万1282人もの観衆が詰めかけ、1球ごとにどよめいた。

 結果は2回を2安打2失点。二回に高めに浮いたスライダーをアマダーに右中間スタンドへ運ばれたが、直球のMAXは144キロを記録した。

「オープン戦ですけど、久しぶりにこういう公式戦のような雰囲気で投げさせてもらって感謝しています。それが一番良かったです」

 試合後、安堵の表情を浮かべた松坂は、初回からセットポジションで投げたことについて、「最初は振りかぶっていこうと思ったけど、あまりにバランスが悪かったので直前でセットでいこうと決めた」と説明。

「できるだけナゴヤのマウンドに立てるように頑張る。投げ終わった直後(の肩)も問題ないし、明日以降も問題がなければ、次は3、4回と(投球イニングを)増やせるのではないか」と手応えを口にした。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋