代表選手も疑問符 カーリング協会はなぜ五輪人気生かせず

公開日: 更新日:

 青森がメダル特需に沸いている。

 15日、カーリングの日本混合ダブルス選手権が大会2日目を終えた。平昌五輪で銅を獲得した女子代表「LS北見」のメンバーが出場するとあって、初日は会場前に100人以上の行列。「LS北見」吉田知那美(26)・平昌男子代表「SC軽井沢クラブ」清水徹郎(30)ペアは無傷の3連勝。藤沢五月(26)・山口剛史(33)ペアは実力どおりの4連勝で貫禄を見せつけ、初日に大差で負けた吉田夕梨花(24)・両角友佑(33)ペアも連勝した。

 観客がプレー以上に熱視線を送るのはカー娘の「もぐもぐタイム」。ハーフタイムの栄養補給は試合以上に注目を集めている。

 この日は吉田知が食べようとしたリンゴをフロアに落として苦笑すると、会場内には無数のシャッター音が響いた。

 馴染みのない混合ダブルスでも五輪の“余熱”でこれだけ盛り上がるのだから、世界選手権(カナダ・3月17日開幕)のキップがかかる日本選手権となれば大熱狂……と思いきや、今年の大会はすでに終了。しかも五輪直前の1月28日~2月4日に行われていた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは