ザギトワ惨敗の真相 ドーピング検査で長時間拘束が影響か

公開日: 更新日:

 平昌五輪で異次元のスケーティングを披露したアリーナ・ザギトワ(15=ロシア)に依然としてドーピング疑惑が持たれている。

 ショートプログラム(SP)、フリーとも振るわず、5位に終わった世界選手権(イタリア・ミラノ)。フリーが行われた23日早朝から2時間にわたるドーピング検査を課されて、試合前の調整もままならなかったという。

 ザギトワは、ロシア・フィギュアスケーティング連盟の公式サイトの取材に「朝から3時間近くも拘束され、試合に向けて感情をコントロールするのが難しかった。泣いても叫んでも何の解決にもならなかった」と苦しい胸の内を明かしている。

 ザギトワはフリーでジャンプが決まらず、3度も転倒。平昌五輪後は、ほぼ休まずに練習を続けてきただけに、体調不良を懸念された。

 が、世界選手権での不調はISU(国際スケート連盟)とWADA(世界反ドーピング機関)の嫌がらせだったか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」