食育改革に3000万円 ジリ貧ヤクルトが狙うは最下位脱出

公開日: 更新日:

 球団史上最多96敗、ケガ人続出――。

 DeNAとの今季開幕戦に7対3で勝利したヤクルトだが、昨季はドン底まで落ち、首脳陣や練習内容を刷新。それと同時に、食事環境もガラリと変えた。

「タイガースやカープの選手とは体の厚みが違う。まずそこからスタート」

 宮本慎也ヘッドコーチは就任早々、選手に肉体改造を指示。秋季キャンプでは若手選手へ「茶碗3杯完食」をノルマに課した。

 シーズンを通して肉体を維持するため、神宮球場横に位置するクラブハウス内のリフォームにも着手した。春季キャンプ期間中、約1カ月間かけてキッチンスペースを以前の2倍に拡大。建て増しができないため、これまで更衣室として使っていたスペースを潰しての大規模工事となった。

 これまでは神宮球場近くのレストランで作られたケータリングを運び入れていたが、巨人が利用する業者へ変更し、メニューは栄養士が考えたものに。クラブハウスではいつでも温かい食事が食べられるよう、シェフも3~4人が常駐。練習後、食事を取ってから帰宅する「メジャースタイル」にチェンジした。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束