ソフトBで囁かれるサファテ「3年20億円超契約」の反動

公開日: 更新日:

 リーグ連覇はこの男にかかっている。昨季、日本新記録となる54セーブをマーク、MVPも獲得した助っ人守護神のサファテ(36)である。

 今季で3年契約が切れるとはいえ、今月には来季から3年総額20億円超といわれる破格契約を結んだ。異例の早期合意は、今季中にもFA権を取得することも影響している一方、家族の存在も見え隠れする。

 サファテは昨年5月、妻・ジェイダさんの体調不良のため、米アリゾナの自宅に10日間ほど一時帰宅している。あるホークスOBが言う。

「今年はキャンプも免除された。心身の疲労回復だけでなく、今も奥さんの体調が万全でないこともあり、家族と一緒に過ごす時間をより多く取ってほしいと球団は考えたようです。昨年は家族のことを思うがあまり、引退すら考えたという。球団が破格の契約を提示したのは、実績、貢献度も含め、サファテに対しての相当な配慮がうかがえます」

 今季のソフトバンクは開幕前にケガ人が続出。千賀、東浜ら先発陣も万全な状態とはいえず、オープン戦は10位にとどまった。

「昨季の爆発的な活躍の反動が出ないとも限らないし、プライベートにおける精神的な負担もある。サファテに対する依存度は高まる中で、いよいよパンクしないか心配です」

 とは、前出のOBだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  2. 2

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  3. 3

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    巨人・阿部監督に心境の変化「岡本和真とまた来季」…主砲のメジャー挑戦可否がチーム内外で注目集める

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    オレが立浪和義にコンプレックスを抱いた深層…現役時代は一度も食事したことがなかった

  3. 8

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  4. 9

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」

  5. 10

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃