著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

森岡亮太<中>アンデルレヒトへ行って変わったのは走りの質

公開日: 更新日:

 ハリルホジッチ日本代表の攻撃系MFの中で、ベルギーでプレーする森岡亮太(アンデルレヒト)はただ一人、ロシアW杯の最終予選を経験していない。今季ベルギーで急成長を遂げ、一気にW杯メンバー入りの追い込みをかける存在である。1月末にはベルギーの中堅ベフェレンから同国屈指のビッグクラブに移籍した。背番号10をつけてリーグ制覇、欧州CL出場を目指す男に新天地について聞いた。

「冬の移籍期間中の1月28日に話が舞い込んできました。(移籍市場が1月末日に閉じるまで)残り数日、本当にギリギリのタイミングでした」と森岡は電撃移籍の裏側を打ち明けてくれた。

「アンデルレヒト以外に他国からも(移籍)話がありました。そこで判断基準になったのが『それぞれの国のリーグのトップクラブに行きたい』という思い。神戸から移籍したポーランド1部ヴロツワフは毎年最下位みたいなクラブ。ベフェレンは、有能な監督が指揮していて僕自身も伸び伸びとプレーさせてもらいましたが、欧州の舞台を狙えるようなチームではない。やはり強豪でやってみたかった」と言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾