著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

森岡亮太<上>「翔哉がいい流れもたらした。僕も学びたい」

公開日: 更新日:

 MF香川真司(ドルトムント)とMF清武弘嗣(C大阪)の負傷もあって、3月のベルギー遠征(マリ、ウクライナ戦)で背番号10をまとったMF森岡亮太。ハリルホジッチ体制では初招集だった2017年11月の欧州遠征(ブラジル、ベルギー戦)に比べると守備意識や戦術理解は高まったが、得点に絡めなかったことで「結果を出したかった」と悔しがる。1月末にベルギーを代表する強豪に移籍した。リーグ終盤に存在感を示し、ロシアW杯メンバー入りを狙う技巧派を現地で直撃した。

 ◇  ◇  ◇

 マリ戦の攻撃陣は1トップにFW大迫勇也(ケルン)、右FWに久保裕也(ヘント)、左FWに宇佐美貴史(デュッセルドルフ)、そしてトップ下に森岡という組み合わせ。

「宇佐美とは初めてだったけど日本人同士は誰が出ても連係に問題ない。1月末に移籍したアンデルレヒトに合流した時よりも格段にやりやすかった」と森岡は言う。

 ハリル前監督から託された役割は、ゴールのお膳立てよりも得点だった。それは現所属先のアンデルレヒトと同じ。今季前半戦にプレーしていたベフェレンでは、ゲームメークなども求められていただけに、今回要求された役割に「違和感はなかった」という。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因