得点圏低く出塁率チームトップ 巨人ゲレーロの適正打順は

公開日: 更新日:

「中軸を打つゲレーロがチャンスに弱いことで、打線が分断されていることも理由の一つ。前年の本塁打王で2年総額8億円の大型契約だけに、高橋由伸監督はできるだけ3、4番を打たせて元を取りたいだろうが、出塁率からして適性は1、2番ではないか。そうすれば、この日2安打2打点で得点圏が4割を超える(・435)坂本勇を3番に戻すことも可能になります」(巨人OB)

 陽岱鋼が故障離脱してから1番に入っている坂本は現在2盗塁。足でかき回すタイプではない。実はゲレーロも左翼の守備では脚力も見せている。昨季後半にマギーを2番に据えるなど、思い切った打順を組むこともある由伸監督。ゲレーロから中軸の座を剥奪し、1、2番で起用した方が打線がつながるかもしれない。

 なお、試合は先発の菅野が9回6安打2失点。今季初完投で2勝目を挙げた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    米倉涼子“自宅ガサ入れ”報道の波紋と今後…直後にヨーロッパに渡航、帰国後はイベントを次々キャンセル

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    彬子さま三笠宮家“新当主”で…麻生太郎氏が気を揉む実妹・信子さま「母娘の断絶」と「女性宮家問題」

  4. 4

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  5. 5

    ヤクルト池山新監督の「意外な評判」 二軍を率いて最下位、その手腕を不安視する声が少なくないが…

  1. 6

    新型コロナワクチン接種後の健康被害の真実を探るドキュメンタリー映画「ヒポクラテスの盲点」を製作した大西隼監督に聞いた

  2. 7

    違法薬物で逮捕された元NHKアナ塚本堅一さんは、依存症予防教育アドバイザーとして再出発していた

  3. 8

    大麻所持の清水尋也、保釈後も広がる波紋…水面下で進む"芋づる式逮捕"に芸能界は戦々恐々

  4. 9

    “行間”を深読みできない人が急増中…「無言の帰宅」の意味、なぜ分からないのか

  5. 10

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発