連合稽古でもズタボロ 崖っぷち稀勢の里を芝田山親方酷評

公開日: 更新日:

「なにをしたいのか分からない」

 稽古を見守った、一門の芝田山親方(元横綱大乃国)は手厳しかった。

 13日に初日を迎える5月場所を前に、一向に調子が上がらない横綱稀勢の里(31)。8日に行われた二所ノ関一門の連合稽古でも琴奨菊に翻弄され、「左を差すのか、右で上手を取るのか、それとも押すのか。気持ちと体が噛み合ってないのか、バラバラだ」と芝田山親方に酷評された。

「まあ、これから」

 稽古後、本人はそう言ったが、本場所まで1週間を切っている。“これから”たった数日間で、いったい何をどうしようというのか。一門の親方衆から苦言が相次いだのも当然である。

 仮に5月場所も休もうものなら、7場所連続休場。これは晩年の貴乃花(現親方)に並んで、史上最多タイの連続休場記録だ。

 貴乃花は優勝22回の大横綱。稀勢の里が賜杯を抱いたのはたったの2度しかないことを考えれば、いよいよ進退問題が浮上する。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状