【投手2】因縁てんこ盛り最強左腕とヤセの大食い奪三振王
クレイトン・カーショウ(ドジャース・30歳)
過去にサイ・ヤング賞を3回受賞した、メジャーを代表する左腕。10年から8年連続2ケタ勝利を挙げていて、今季年俸は約36億円。今オフ、契約破棄してFAになる権利があり、全米でその去就が注目されている。
大谷はこのカーショウについて本紙に、「もともと好きでした。スリークオーター気味に投げる左腕が多い中で、あそこまで上から思い切りたたくオーバーハンドもあまりいませんし、すごく軌道が読みづらそうと思いながら見ています」と話している。
そのカーショウは大谷がメジャー入りする際に、結婚記念日にもかかわらず面談に同席したが、大谷はエンゼルスへ。すると、「時間と労力の無駄遣いだった」「もう、興味はない」とバッサリやった。
オープン戦では1度対戦、大谷はカーショウの大きなカーブを見逃して三振に倒れている。エンゼルスとドジャースは同じロサンゼルスを本拠地にし、交流戦で顔を合わせる。その対戦は「フリーウエー・シリーズ」と呼ばれ、今年は7月6~8日、13~15日の計6試合。因縁の対戦の行方に注目だ。