【投手2】因縁てんこ盛り最強左腕とヤセの大食い奪三振王

公開日: 更新日:

クリス・セール(レッドソックス・29歳)

 過去5年はいずれも奪三振数が投球回数を上回った。サイド気味の左腕から繰り出す150キロ超の速球とスライダーを武器に、15年(274)と17年(308)は奪三振王。

 198センチ、81キロ。ロッカールームでも、暇さえあればハンバーガーにピザ、ポテトチップス、アイスクリームなどをほお張っているヤセの大食いだが、どうやら太らない体質らしい。棒っきれみたいな体形から、「スティックマン」の異名をとる。

 ただし、根性は据わっている。ホワイトソックスのエースだった16年のシーズン中には、フロントと対立。試合当日に着る予定だった選手全員の復刻版ユニホームをハサミで切り刻んだ。そんな企画を考えるより、チームを強化しろという抗議行動だったが、球団から出場停止処分に。その年のオフ、レッドソックスに放出され、現在に至る。

【連載】大谷の難敵 ケタ違いの実力と素顔

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    年収1億円の大人気コスプレーヤーえなこが“9年間自分を支えてくれた存在”をたった4文字で表現

  2. 2

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  3. 3

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  4. 4

    “やらかし俳優”吉沢亮にはやはりプロの底力あり 映画「国宝」の演技一発で挽回

  5. 5

    山尾志桜里氏“ヤケクソ立候補”の波紋…まさかの参院選出馬に国民民主党・玉木代表は真っ青

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題?

  2. 7

    フジテレビCM解禁の流れにバラエティー部門が水を差す…番宣での“偽キャスト”暴露に視聴者絶句

  3. 8

    国分太一は“家庭内モラハラ夫”だった?「重大コンプラ違反」中身はっきりせず…別居情報の悲哀

  4. 9

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  5. 10

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒