著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

森岡隆三<3>「西野監督はモチベーターとしての手腕高い」

公開日: 更新日:

 ロシアW杯の予備登録メンバー35人の締め切りが14日に迫った。18日には、21日からの直前合宿に参加する約30人が発表され、そして31日にはW杯最終メンバー23人が決まる。代表候補選手にとっては、精神的に落ち着かない時期だ。「僕の場合はケガで3カ月リハビリをしていたので『やるべきことをやって待つだけ』ということしか思っていませんでした」と、2002年日韓W杯戦士の森岡隆三J3鳥取監督(写真=撮影(C)NorioROKUKAWA/officeLaStrada)は当時をこう述懐してくれた。 (取材・構成=サッカージャーナリスト 元川悦子)

 日本代表を率いる西野朗監督は、4月末から5月頭にかけて欧州視察に赴いたが、お目当てだった香川真司(ドルトムントMF)と岡崎慎司(レスターFW)はケガで欠場。1月にスペインに渡って以来、実戦から遠ざかっている2部レオネサMF井手口陽介もチェックできなかった。

 中でも、2月から試合に出ていない香川をどう扱うのか、西野ジャパンの重要なテーマである。

 16年前の森岡も似たような状況だったが、トルシエ監督はフラット3の「重要な体現者と位置づけた男」を迷うことなくレギュラーに指名した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  2. 2

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  3. 3

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  4. 4

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 5

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  1. 6

    半世紀前のこの国で夢のような音楽が本当につくられていた

  2. 7

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 8

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 9

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  5. 10

    プロスカウトも把握 高校球界で横行するサイン盗みの実情