著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

森岡隆三<2>「代表背負った西野さんは勇気ある方だなと」

公開日: 更新日:

「今季J3での目標は勝ち点50、総得点50、総失点30です。昨季は勝ち点21、総得点31、総失点63だったから、いかに高い目標かというのが分かるでしょう」とJ3鳥取の森岡隆三監督は、強い意気込みを持って今季を迎えた。開幕6戦負けなしと好発進したが、その後は1分け3敗と苦戦を強いられている。2002年日韓W杯戦士は、監督業の難しさと厳しさを痛感する日々だ。

(取材・構成=サッカージャーナリスト・元川悦子)

 08年に京都で現役引退した森岡が、指導者人生に踏み出したのは15年。

 京都U―18監督で2年間指揮を執った後、鳥取の監督に転身した。

「J1のクラブからコーチ就任という話もありましたが、鳥取の吉野智行強化部長からの誘いが大きかった。彼とは前々から面識もあってサッカー観も合うし、チームをつくり上げていく作業にも興味が湧きました。それで決めました」(森岡)

 11~13年までJ2で戦った鳥取だが、それ以降はJ3に甘んじている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  2. 2

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 3

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  4. 4

    中日FA柳に続きマエケンにも逃げられ…苦境の巨人にまさかの菅野智之“出戻り復帰”が浮上

  5. 5

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  1. 6

    高市政権の“軍拡シナリオ”に綻び…トランプ大統領との電話会談で露呈した「米国の本音」

  2. 7

    エジプト考古学者・吉村作治さんは5年間の車椅子生活を経て…80歳の現在も情熱を失わず

  3. 8

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  4. 9

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  5. 10

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ