時松が辛うじて3勝目 プロの小粒化で縮まるアマとの実力差

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 アマ4人目のツアー優勝には手が届かなかったが、プロ相手に善戦した――というより、「追いつけんなと思った」(時松)とプロのほうが白旗寸前だったのだ。

■消えた「プロの矜恃」

「日本ではプロとアマの境がなくなってきている」と評論家の宮崎紘一氏はこう指摘する。

「昔はプロとアマの実力差は歴然としていた。1974年サントリーオープンでは当時トップアマの高橋信雄(日大)が首位に立った。しかし尾崎将司は“優勝争いにアマチュアは関係ない”とコメントし、圧倒的な強さで勝った。アマがプロを脅かすようなことはなかった。初めてアマでツアー優勝した倉本昌弘は、プロ入り後に“スイングも技術も変わらないが、プロになると質が違う”と言った。賞金を稼ぐ気迫があり、アマを見下ろして、萎縮させてしまう威圧感もプロにはあった。ところが、いまの男子ツアーには“これがプロだ”という矜持を持った選手がいない。気迫がない小粒なプロばかりだから試合がつまらなくなったといえる」

 久保田は世界で戦う松山英樹(26)に憧れて東北福祉大に進学し、松山が帰国して母校で練習する時はそばでスイングや球筋を見て勉強している。

 間近で松山のすごさに接したら、日本ツアーの男子プロは取るに足らない存在であり、プレッシャーを感じないのも当然だ。

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