松山英樹が決勝ラウンド進出 我慢のパープレーで26位浮上

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 近くにあった同組ファウラーのボールは芝の上に浮いており、先にパターでカップに放り込んでバーディー。しかし松山はパターを使えず、ウエッジでのアプローチを寄せきれずにボギー。

 その後は10ホール連続して我慢のパーセーブ。

 そして上がり18番でやっと2つ目のバーディーを奪った。ドライバーでフェアウエーをキープすると、ピンまで残り197ヤード。2打目はピンに当たり3.5メートル。

 下りのバーディーパットを決めて、2バーディー、2ボギーの70とパープレーでホールアウト。46位発進から26位タイに浮上して、日本勢で唯一決勝ラウンドに進出した。

「最後のバーディーに救われた。(優勝にはギリギリ)最低のところにいる。ここからスコアを伸ばしてチャンスをつくっていきたい。でも今日みたいなゴルフをしていたら勝負にならない」(松山)

 2日間に奪ったバーディー数は3つ。課題のパットは2日間平均1.75(ランク86位タイ)と成績が悪い。9番は5メートルのチャンスがカップに届かず、5番では3メートルのバーディーパットを外した。決勝ラウンドになればピン位置はさらに難しくなる。数少ないチャンスを逃していたら勝ち目はない。

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