プロ1号で初勝利 野手転向説と酷評を乗り越えた日ハム上原

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「(本塁打は)マグレです。1勝目ですけど、次も勝てるように、戦力としてしっかり見てもらえるように、しっかりやっていきたい」

 プロ3年目の左腕、日本ハムの上原健太(24=写真)が、この日の広島戦で今季初勝利。投げては5回を1失点、打っては2点リードの五回にプロ初安打となる1号中押し本塁打を右翼スタンドに放り込み、試合後に笑顔でこう言った。

 明大出身。15年のドラフト1位ながら、昨年までの2年間は計10試合に登板しただけ。昨季は1勝5敗、防御率6・23と散々だった。さる日本ハムOBによれば「しっかりと指にかかった、質のいいボールは1試合のうち1球か2球程度だった」という。50メートル走は5秒7。一時はチームナンバーワンの走力を生かした野手転向がささやかれたほどだ。

 この日は5回65球、勝ち投手の権利を得たところで降板した。いわば白星をつけてもらったわけで、本人も自覚しているように首脳陣の信頼はまだない。「戦力として見てもらえるように」なるには、地道に結果を出し続ける以外にない。

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