独得点王レバンドフスキは日本W杯16強進出“最大の立役者”

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 この男の体たらくも、結果的に日本の決勝T進出をアシストした。ポーランドのエースストライカーであるFWレバンドフスキ(29=Bミュンヘン)のことだ。

 この日もプレーに精彩を欠き、放ったシュートはわずか2本。後半には右からのクロスに吉田と競り合いながら右足で合わせたが、シュートは大きく枠を外れた。日本戦を前にレバンドフスキは自国メディアの取材に「3連敗で終わるわけにはいかない。チームが一丸となる必要がある」と決意を口にしながら、守備はチームメート任せ。前線では日本のDF陣にプレッシャーを与えることさえしなかった。

 独ブンデスリーガの得点王で、W杯欧州予選では史上最多の16得点をマーク。今大会の得点王候補に挙げられたが、1次リーグ3試合でノーゴール。全シュート数9本のうち、枠内に放ったのは3本だけ。自国サポーターのみならず、ゴール量産を期待した世界中のファンを落胆させて大会を去った。

 このレバンドフスキ、2敗目を喫したコロンビア戦後に不甲斐ないチームに怒りを爆発させた。「このチームのクオリティーは低い」と批判すると、「何もないところからは何もできない。シュートチャンスがなかった」と、得点できないのは味方がチャンスを演出しないからだと責任転嫁。「ひとりでは何もできない」と言い放ったが、シュートを決められなかったのはパスが回ってこなかったからではなく、単に自身がパフォーマンスを発揮できなかったに過ぎない。

 今年の欧州移籍市場の目玉のひとりとして、その動向が注目を集めているレバンドフスキ。Rマドリード、マンチェスターUなどのビッグクラブが関心を寄せているとみられているが、今大会の不調で市場価値を下げそうだ。

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