1次リーグ3試合でハッキリ 日本代表“控えに回すべき3選手”

公開日: 更新日:

「西野ジャパンが始動した時は、左サイドアタッカーの先発要員の一番手でしたが、それは同ポジションのMF乾貴士が故障を抱えていたから。乾が完調して宇佐美は控えに回り、それでもポーランド戦で先発のチャンスを与えられたが、懸案の<周囲の選手との連係の悪さ><守備意識の低さ>は相変わらず。今後プレー機会は期待できないでしょう」(中山氏)

 ポーランド戦でW杯初出場を果たしたDF槙野智章(31)。ハリルホジッチ前監督時代には、レギュラーCBとして先発フル出場していたが、西野体制後は控えに回されていた。ポーランド戦で好プレーを連発し、評価アップにつなげたかったところだが、前出の中山氏がこう言う。

「とにかく危なっかしいプレーが多過ぎます。不用意なファウルも目立つし、相手と対する際に体の向きを間違え、簡単に背後を突かれるなど<DFとしての資質>を疑いたくなるような場面も少なくありません。あんなリスキーな選手は、危なっかしくて使いようがありません」(中山氏)

 最後に1、2戦目でミスを連発しながら、ポーランド戦でファインセーブを見せたGKの川島永嗣(35)。代表GKの先輩・田口光久氏は「3試合を総合的に判断して<衰えが目立つので控えに回すべき>と判断させてもらう」とこう続ける。

「ただし交代させる時期を逸した。西野監督は2戦目のセネガル戦に第2GK東口順昭を使うべきだった。決勝トーナメントになって正GKは代えづらい。東口は、もっと西野監督に<オレを使ってくれ!>と熱烈アピールしてほしかった」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    日本球界今オフを襲うポスティング地獄…“予備軍”もゴロゴロ、空洞化ますます加速

    日本球界今オフを襲うポスティング地獄…“予備軍”もゴロゴロ、空洞化ますます加速

  2. 2
    佐々木朗希とのただならぬ関係…陰で糸引く「黒幕」は大船渡高時代の韓国遠征まで追いかけた

    佐々木朗希とのただならぬ関係…陰で糸引く「黒幕」は大船渡高時代の韓国遠征まで追いかけた

  3. 3
    ついに国民年金65歳まで納付案が…政府がヒタ隠す「年金積立金250兆円」という都合の悪い真実

    ついに国民年金65歳まで納付案が…政府がヒタ隠す「年金積立金250兆円」という都合の悪い真実

  4. 4
    キムタクを縛り続ける《公称176cm》のデータ…「Believe」番宣行脚でも視聴者の関心は共演者との身長比較

    キムタクを縛り続ける《公称176cm》のデータ…「Believe」番宣行脚でも視聴者の関心は共演者との身長比較

  5. 5
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

  1. 6
    「白鵬の弟子」押し付け合い勃発! あちこちから聞こえる師匠譲りの不穏な評判

    「白鵬の弟子」押し付け合い勃発! あちこちから聞こえる師匠譲りの不穏な評判

  2. 7
    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 8
    キムタク主演ドラマがまさかの1ケタ…“考察”慣れしすぎて王道スポ根が楽しめない?

    キムタク主演ドラマがまさかの1ケタ…“考察”慣れしすぎて王道スポ根が楽しめない?

  4. 9
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 10
    大谷は徹底した個人主義、思考回路も米国人…ゴジラ松井とはメンタリティーに決定的差異

    大谷は徹底した個人主義、思考回路も米国人…ゴジラ松井とはメンタリティーに決定的差異