ピッチで号泣…昌子源の姿に父「子育ての終了を痛感した」

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 ベルギーのMFシャドリ(28=ウェストブロミッジ)の放った逆転弾直後に試合終了の笛が鳴った瞬間、国内組でただひとり先発したDF昌子源(25=鹿島)は、ピッチに倒れ込んで号泣した。

 対戦した相手ストライカーの「エースキラー」として奮闘した25歳のDFは「もっと日本を守れる男になりたい」と4年後の飛躍を誓った。

 未知なる8強へあと一歩と迫った日本を支えたのは、DF吉田麻也(29=サウサンプトン)と昌子が担う守備陣だった。

 とりわけ昌子はW杯初出場にもかかわらず、恐ろしいほどの度胸と驚くべき冷静沈着さを前面に押し出し、エースストライカーを次々と封じた。

 ベルギー戦後には「ルカク選手は試合前からとてつもなく高い能力を持っているイメージを抱いていたけど、実際はそれ以上だった。ホントにいっぱいいっぱいでしたね」と苦しみ抜いた90分間を振り返る。

 首尾よくルカクを抑えたものの、日本は結果的に3失点。「3回目のW杯の先輩たちが8強の景色を見れなかった。そのことがすごく悔しい。自分が足を引っ張ったと思う」と昌子は号泣した理由を切々と吐露した。

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