お呼びでないマラドーナ氏…W杯観戦も奇行のオンパレード

公開日: 更新日:

 本人が望んでも……という話ではある。

 元アルゼンチン代表で世界的英雄のディエゴ・マラドーナ氏(57)が、ベネズエラのテレビ局の番組で「報酬はなくていい。見返りも求めない。神がベンチに戻してくれることを望んでいる」と発言。母国の代表監督復帰に意欲を見せた。

 が、希代の天才選手にして伝説のスキャンダル男。観戦に訪れていたこのロシアW杯でも、奇行のオンパレードだった。スタンドから身を乗り出して関係者に押しとどめられたり、禁煙席で葉巻を吸ったり、ピッチに向かって両手の中指を立てて批判されたり。元イングランド代表FWのリネカーに「物笑いの種」と苦言を呈されている。母国が1次リーグ突破を決めたナイジェリア戦では、興奮のあまり貧血でダウンし、医務室に運ばれる一幕もあった。

 マラドーナ氏は2010年南アW杯でアルゼンチン代表を率いて8強進出の実績があるとはいえ、その直後に協会と対立して解任されている。協会は、決勝トーナメント1回戦でフランスに敗れたアルゼンチン代表の再建を静かに見守って欲しいという心境だろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  2. 2

    日本ハムFA松本剛の「巨人入り」に2つの重圧…来季V逸なら“戦犯”リスクまで背負うことに

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  5. 5

    「存立危機事態」めぐり「台湾有事」に言及で日中対立激化…引くに引けない高市首相の自業自得

  1. 6

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  2. 7

    (2)「アルコールより危険な飲み物」とは…日本人の30%が脂肪肝

  3. 8

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  4. 9

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 10

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然