体操・宮川がコーチのパワハラを否定 処分に不服申し立て

公開日: 更新日:

 体操の速見佑斗コーチ(34)が、世界選手権女子代表候補の宮川紗江選手(18)に暴行したとして、日本体操協会から無期限の登録抹消処分を受けた事件。なんと宮川選手本人が21日、代理人弁護士を通じて同コーチのパワハラを否定する直筆文書を発表した。

 宮川選手は8年間、同コーチと共にオリンピック金メダルを目標に頑張ってきたとしたうえで、「暴力は良くないことだとはわかっていますが、私は速見コーチに対して、パワハラされたと感じていませんし、今回のことも訴えたりしていません」と弁護。そして同コーチの無期限の登録抹消という処分を不服として、8月20日に東京地裁に仮処分の申し立てを行ったとしている。

 さらに今回の処分執行のプロセスには「不自然さ」があり、「第三者による何らかの意図が働いていたと推認せざるを得ません」と批判している。宮川選手は同コーチの懲戒処分にショックを受けており、体操はおろか日常生活も普段通り過ごせない状態だという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  5. 5

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  1. 6

    「好感度ギャップ」がアダとなった永野芽郁、国分太一、チョコプラ松尾…“いい人”ほど何かを起こした時は激しく燃え上がる

  2. 7

    衆院定数削減の効果はせいぜい50億円…「そんなことより」自民党の内部留保210億円の衝撃!

  3. 8

    『サン!シャイン』終了は佐々木恭子アナにも責任が…フジ騒動で株を上げた大ベテランが“不評”のワケ

  4. 9

    ウエルシアとツルハが経営統合…親会社イオンの狙いは“グローバルドラッグチェーン”の実現か?

  5. 10

    今井達也の希望をクリアするメジャー5球団の名前は…大谷ドジャースは真っ先に“対象外"