内村航平も弱音…復帰戦の体操W杯出場全種目で予選落ち

公開日: 更新日:

 絶対王者がピンチだ。

 体操の種目別で争うW杯(ドーハ)は22日、予選後半を行い、五輪個人総合2連覇の内村航平(29=写真)が跳馬14.100点の9位、鉄棒13.433点の10位に終わり、前日のつり輪、あん馬と合わせて出場全4種目で予選落ち。昨年10月の世界選手権で左足首に重傷を負って以来の復帰戦で精彩を欠いた。

 内村は左足首を痛める原因となった跳馬では「恐怖心があった」と、当初予定していた2回半ひねりから1回半ひねりへと難度を落とした。決めれば15点近くを望める種目で得点を伸ばせなかった。

 4月には世界選手権代表選考会を兼ねる全日本選手権(27日開幕=東京体育館)が控える。

 内村は「(予選落ちで)何の手応えも感じられなかった。(全日本選手権で)ミスをしたら絶対代表には入れない」と、珍しく弱音を吐いた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    長瀬智也が国分太一の会見めぐりSNSに“意味深”投稿連発…芸能界への未練と役者復帰の“匂わせ”

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  3. 8

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  4. 9

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  5. 10

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…