7点差逆転で広島M24 “奇跡のスタジアム”マツダは勝率.756

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 これだからファンが足を運ぶわけだ。

 広島が23日のヤクルト戦で7点差をひっくり返す劇的勝利。五回表終了時で0―7。八回までに5点を返し、5―8で最終回を迎えた。1死後に野間と代打バティスタの連打で一、二塁とし、丸が同点3ランでスタンドを沸かすと、続く4番鈴木のサヨナラ本塁打でファンは狂喜乱舞。優勝マジックを24とした。

 それにしても広島はマツダスタジアムで強い。今季はここまで34勝11敗2分けで勝率.756。驚異的な数字に他球団からは「サイン盗み」を疑うイチャモンまで出るほどだが、昨季までマツダでの勝率は2年連続で7割超。今年に限ったことではない。

 観客動員は2015年に初の200万人超え(211万266人)を果たし、翌年は215万を突破。昨年は217万7554人まで増えた。今年も主催試合33試合目で球団最速の100万人に到達。ホームスタジアムで負けなければファンは気分がいいし、うまい酒も飲める。今季はV3も堅いとくれば、観客動員記録更新は間違いない。

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