根尾サイクル達成の裏で プロが“単独1位”で狙う選手の名前

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「昨年は『清宮ドラフト』だったけど、今年は戦略を練るのが難しい」

 こう漏らすのは在京球団のスカウトだ。

 3日に開幕したU18アジア選手権。日本代表が格下の香港相手に26―0と五回コールド勝ちを収めたこの一戦、ネット裏では巨人日本ハムら複数球団スカウトが、スタメン出場した根尾、藤原(ともに大阪桐蔭)らドラフト候補の一挙手一投足に熱視線を送った。

 甲子園で一躍時の人になった吉田(金足農)は、5日の韓国戦での先発が浮上している。

 この試合、出色の働きを見せたのが「5番・右翼」でスタメン出場した根尾である。

 試合開始直後、香港の先発左腕・ウォンの最速100キロ前後の超遅球に対し、チーム初安打となる適時三塁打を放って猛打の口火を切ると、2打席目には初球を右翼席に大会1号本塁打。さらに安打、二塁打を重ねてサイクル安打を達成するなど、5打数5安打5打点だった。

 投手もこなす根尾は甲子園終了後、「遊撃で勝負したい」と野手としてプロ入りする意思を示した。

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