東京五輪も21年WBCもMLBはNG 大谷の侍J入りますます遠のく

公開日: 更新日:

 前回大会(17年)で初優勝した米国代表のジム・リーランド監督のもとには、自軍の選手の起用法に注文を付ける各球団のGMから電話がひっきりなしにかかってきたそうだ。

 大谷は、20年に二刀流として完全復活が見込まれる。大谷が受けた肘の腱を修復するトミー・ジョン手術は、復帰後2年目に最高のパフォーマンスを発揮するケースが少なくない。次回のWBCが行われる21年は、二刀流としてフル回転が期待できるだけに、エンゼルスが大谷の出場を簡単に認めるはずがないのだ。

 そもそも、WBC出場のハードルは高い。MLBが選手の故障に備えて傷害保険に加入する。年俸は安くても二刀流の価値はすでに全米で認知されている。保険金は莫大な金額になる可能性もあるだけに、やはり出場は現実的ではない。

 前回大会は右足首の故障で辞退した大谷。21年も侍ジャパンのユニホームを着ることはなさそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    【夏の甲子園】初戦で「勝つ高校」「負ける高校」完全予想…今夏は好カード目白押しの大混戦

  2. 2

    ドジャース大谷翔平「絶対的な発言力」でMLB球宴どころかオリンピックまで変える勢い

  3. 3

    やす子「ドッキリGP」での言動が物議…“ブチ切れ”対応で露呈してしまった芸人の器量と力量

  4. 4

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  5. 5

    中央学院戦の「1安打完封負け」は全部私の責任です。選手たちにもそう伝えました

  1. 6

    菊池風磨率いるtimeleszにはすでに亀裂か…“容姿イジリ”が早速炎上でファンに弁明

  2. 7

    タレント出身議員の“出世頭” 三原じゅん子氏の暴力団交遊疑惑と絶えない金銭トラブル

  3. 8

    巨人の正捕手争い完全決着へ…「岸田>甲斐」はデータでもハッキリ、阿部監督の起用法に変化も

  4. 9

    ドジャース大谷翔平の突き抜けた不動心 ロバーツ監督の「三振多すぎ」苦言も“完全スルー”

  5. 10

    萩生田光一氏「石破おろし」がトーンダウン…自民裏金事件めぐり、特捜部が政策秘書を略式起訴へ